生命研究所制作には本当に多くの方のお力をお借りいただきました。
ありがとうございます。
その中でも、アイデアのきっかけとなった
四人のお方とのエピソードを簡単に残したいと思います。
まずお一方目は、北條馨梨さま。
不思議な力を持ったお方で、5分ほどのソロパフォーマンスを見ていただいたときに
「生命力が弱まっている」
と人を介してお聞きしたことが、最もはじめだと思います。
そのときはずっと悩んでました。
身体表現に関して、うまく表現できずネガティブになってしまう、苦しくなる。
そんな時にレッスンで生命研究所をやったことがキャッチーでこれはポップでいいなと
感じた感触を今でも覚えています。
自己否定という言葉にたどり着いたのもこの頃でした。前世をみて頂いたり、ウェブサイト調べつくしました。
はじめて自分のその現実を受け入れました。
そういう一面が自分の中に確実にあって、それでもいいんだと。
生命研究所初回レッスン20130707お二方目は、池田浩一さま
これまた不思議なお方で、禅の心を会得されておる社長様。
apiture公演で、私演じる雷神はかなり重苦しいようで
表現として人様に見てもらうことに悩んでいました。
その時に”お不動様”のようだとおっしゃっていただき、嬉しく有難かったことを覚えています。
ある日、やはり僕が不安がって悩んだりしていると
「大丈夫、たっちゃんはカリスマだから」と。
きっかけはレッスン中に、千里眼並みに池田さんの心と共振し、すべて言い当てたことからです。
そこから、ああ自分にはこんな一面もあるのかと。
ここから”カリスマ先生”は誕生しました。
すぐに伊良部一郎と結びつきましたね。

お三方目、Ryncoさま
Ryncoさんのライヴを見に行って"feel"という想い出深い音楽をきいたとき。
この曲は僕が初めて即興でステージで踊ったもの。
踊りといえどほとんど動かないもので、内観しながら繊細に指一本の関節を動かすにも
いのちを燃やすものでした。
三年後このライヴで聞いた時には、涙が止まりませんでした。
自分の中心から何か出てきて無意識のうちに「辛かったね」と声をかけてあげていました。
大生命愛について調べ考えていたことも重なり、この温もりと包み込む広がりを大切にしたいと思いました。
この日から人に与える表現の印象と表現に至るまでの考え方が変わりました。
お四方目、香瑠鼓さま
お師匠様でございます。
「生命研究所」のやりたいプロットは決まっていたのですが、
”生命とは”の本筋が希薄でした。
香瑠鼓さんには多くのアイデアを頂きました。凄いです。
いくつか紹介します。
・スクランブルエッグ
・カンペ的美術
・太陽サイクルの絵
・ラストシーンの演出
一流のアーティストの方々にお力をいただき出来た作品です。
思いが詰まっております。感謝です。
もっと生きたものを創るためにこれからも精進!!
ダイジェスト映像がコレだ!